サッポロ 麦とホップ「私には、ビールです。」
2008-06-08 コメント(2)

サッポロの「麦とホップ」というお酒のメインのコピーは、「私には、ビールです。」。でも、「麦とホップ」はビールではなく、「新ジャンル」(とメーカーがそう呼んでいる)の分野のお酒。田村正和さんが「ビール歴44年の私が、不覚にも、ビールと間違えてしまいました。」と言ってしまうくらい、ビールに似ているらしいお酒、だそうな。
「私には、ビールです。」というコピーがまず目に飛び込んでくると、「発泡酒とか第3のビールとか、そんなの飲んでられないですよね、やっぱり正真正銘のビールでなくっちゃね」という意味にもとれると思うのですが(そんなコピーを発泡酒も出しているメーカーが言うとは思えないですけど)、このコピー、どうなんでしょうか。
もちろん、田村正和さんの台詞としてのコピー「ビール歴44年の私が、不覚にも、~…」も「新ジャンル」という文字も「ビールではありません」という断り書きもちゃんとあるのですが、ごめんなさい、なんだかちょっと腑に落ちません。
ただ、いま検索で軽く調べてみた限りでは「ビールとほとんど変わらない」という感想を見かけるので、実際に飲んだら感想も変わるかもしれません。
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この後、CMを見かけたのですが、CMだとそこにストーリーの流れがあるのであまり違和感はありませんでした。
あと、ちょっと話がずれますが、「新ジャンル」ってなんでしょうね。このエントリーを書くのに改めてちょっと調べましたが、途中で「もういいや」という気分になりました。「ビール」「発泡酒」なら一般名詞でちゃんと伝わる言葉だと思いますが、「新ジャンル」って言葉だけじゃなんだか訳がわk、…もういいや。
僕にはキリンのSparkling Hop(スパークリングホップ)の方が「えせビール感」が薄くてスマートに見えますし、ちょっと飲んでみようかなという気分にもなります。あんまり自宅でアルコールを摂取しないので、まだ試していませんが。
市嶋泰樹。1973年生まれ。プランナー、ウェブアナリスト。ウェブサイトのマーケティング支援や分析を中心に担当。
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コメント
こんにちは。
このクリエイティブ・・・なかなか、元外資のアドマンにとっては、考えさせられるものがあります。日本語ならではの縦文字と横文字の併記とか、内容とか、おっしゃられるとおりの、コピーとか。
メーカーがたくさんのカテゴリーを作り、世の中に商品を送りだしていますが、消費者の舌は確かなので、侮れません。
確かに、ウェンツ君のキリンのスパークリングホップは、売れているらしいです。麦とホップも、売れるといいんですが・・・
こんにちは。
確かにビール業界はいろんな理由で近似のカテゴリーを作らなければいけなくなっているので苦労は想像できて、特に「新ジャンル(第3のビール)」なんて「いかにビールに似せるか or 別物としてみせるか」の両極なはずなので、まあ大変でしょう。その一つの結果が「麦とホップ」なので、ビールそっくりの味が安価で飲めるというのは一つの価値だと思います。でも、コピーだけ見ると、違う受け止められ方をしてしまいそうで、誤解も生まれるんじゃないかなと思った次第です。むずかしいですね。