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音楽は聴かれなくなったのか?

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10年ぐらい前からパソコンの家計簿ソフトを使って几帳面に家計簿をつけているので、「○○を買ったのは何年何月何日」だとか「去年1年間に△△にいくら費やした」というのはすぐにわかります。

さて、2006年1年間で、CDとDVDの購入に費やしたお金は90,000円、書籍に費やしたお金は72,000円でした。

よく「CDが売れなくなった」と耳にします。事実、日本レコード協会が発表している統計(これは生産数量ですが)を見ても、CDだけを見れば2000年を境に、音楽ソフト全体で見れば1997年頃を境に、下降線を辿っています。ここにはダウンロード販売の数字が入っていませんが、それを含めても大きくは変わらないでしょう。

音楽は聴かれなくなったのでしょうか?

いや、皆の嗜好が多様化しているのだと思います。娯楽自体が多様化して音楽に費やせる可処分所得が減ったというのもあるでしょうし、聴かれている音楽自体も多様化しているのだと思います。だから、CDが売れない理由を他のものに転嫁せず、多様化したニーズにどうやって対応していくかの方に目を向けた方が、打開策が見えてくるのではないでしょうか。僕なんて、いわゆる大ヒット曲や大ヒットアルバムをほとんど買っていないのに、年間9万円も音楽ソフトに費やしているわけですから。

今年も、いい音楽に巡り会えますよう。そしてその環境が維持されることを祈って。

市嶋泰樹。1973年生まれ。プランナー、ウェブアナリスト。ウェブサイトのマーケティング支援や分析を中心に担当。
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