キャンペーンであることを明示した口コミマーケティング
2006-12-15 コメント(0)
ブログなどの CGM / UGC を使った口コミマーケティング系のサービスには、まだちょっとグレーなものに感じるものがあるのですが、はてなと ITmedia も口コミマーケティング系のサービスを発表しています。
具体的には、月間約520万人のユニークユーザー(*2)を持つ「ITmedia News」「ITmedia Biz.ID」にて、顧客企業のタイアップ記事広告を制作・掲載します。
(中略)はてなに設置されるキャンペーンページでは、はてなの会員が自身の「はてなダイアリー(ブログ)」に「××(メーカー名)の△△(製品名)が欲しい」などと書くことで、プレゼントへの応募が完了。その際に、プレゼント内容や当該広告顧客企業についての感想を書き込むことをプレゼントへの応募条件とするなどのオプションを設けることで、市場調査を兼ねることも可能です。
ITmedia のタイアップ記事からの誘導先がはてなのキャンペーンページということで、「それがキャンペーンであること」を明らかにしているところがひとつ評価できるポイントだと思います。イメージとしては、応募フォームの代わりに、はてなでブログのエントリーを書かせて、それをもってプレゼントの応募とする、というものでしょう。
「○○欲しい」とブログで書かせることで、「ブロガーがそれを欲しがっていること」をブロゴスフィアで視覚化させるというところまでは達成できます。でも、そこからの先の評価や評判という段階まではコントロールできません。もちろんなのですが。
はてなという、少し特異で限定されたブロゴスフィアという縛りはあるものの、やらせと感じさせない(つまりオープンな)やり方で、かつ「炎上」が起こりにくい仕組みだと思います。「○○」の商品名の波及までだと思うので、それを口コミとするかはちょっと判断に迷うところですが、ある程度オープンな状態で口コミが起こりそうな雰囲気作りまで面倒をみますよ、といった感じで、ちょっと面白いと思います。
ちなみに、はてなではこれまでにいくつかの「欲しい」キャンペーンをしています。
市嶋泰樹。1973年生まれ。プランナー、ウェブアナリスト。ウェブサイトのマーケティング支援や分析を中心に担当。
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